断崖絶壁から見守ってくれる縁結びと航海の神様
ご神祭に上津綿津見神(うわつわだつみのかみ)、中津綿津見神(なかつわだつみのかみ)、底津綿津見神(そこつわだつみのかみ)が祀られている御崎神社。和銅元年(708年)に創立され、縁結びや航海安全、海上安全のご神徳があると言われています。参道は、南国の雰囲気が漂うソテツの自生林の中。駐車場から階段を降りていくと、終着地点にこじんまりとした鳥居と祈願所が見えてきます。よくある神社との大きな違いは、本殿の場所。なんと、対岸にある断崖の中腹に鎮座されています。目の前に紺碧の太平洋が広がる絶好のロケーションの中、巌穴にひっそりと佇む様子はなんとも神秘的です。
正月三が日限定!幻の御朱印
普段は無人の神社ですが、毎年1月1日~3日の三が日だけは、社務所で御朱印とお守りの授与を受け付けています。御朱印集めをしている人にとっては、まさに幻。元旦には早朝からぜんざいの振る舞いもあり、なにより綺麗な初日の出が拝めるとあって毎年多くの人で賑わいをみせます。古来から縁起の良い動物として愛されてきた馬。新年のはじまりを野生馬とともに過ごせるのは、都井岬だけです。宮崎県最南端の神社まで足を運んでみませんか。